新野の盆踊りの会ワークショップ実行委員会
阿南町新野(あなんちょうにいの)の盆踊り 新野高原は、長野県南部、飯田市から車で1時間ほどのところにある標高800メートルの盆地状の高原です。盆踊りは室町時代から500年近く踊り続けられ、盆踊りの原型を残す踊りと言われます。盆行事であるとともに、踊り神を迎え送るという、神仏習合の形を残しています。地元内外から愛着を持たれ、国の重要無形民俗文化財に指定されています。 8月14日15日16日の3日間、夜21時から翌朝6時まで踊り通す徹夜踊りです。踊りは鳴り物を使わず、櫓の上の音頭取りと櫓の下の行列状の輪になった踊り子たちとの、唄の掛け合いで進められていきます。現在七種類の踊りが踊られています。うち三つは手踊りで四つは扇踊りです。祭りの最後、8月17日の明け方には、数百人が集まり、勇壮な踊り「能登」により、踊り神様と新盆の仏様の魂を送ります。